『マネログ』 ポジティブな書評

本が読みたくなるブログを目指して

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

本が読みたくなる小言。ネタバレしても面白い⁉︎

こんにちは、まねですー 5年くらい前に一度読んでいた小説を、 最近になって読み返してみたところ、その時に感じた雰囲気とは全く違った 印象を受けて、驚いた。 その時とは僕の立場というか経験値が、少しは増えていたからかもしれない。 面白い本はネタバ…

あなたの想像力が生み出す絶景。『螢川』

こんにちは、マネですー 今回は宮本輝さんの芥川賞受賞作『螢川』です。 宮本輝さんは現在、芥川賞の選考委員をされています。 小説を書き始めたキッカケは、本屋で立ち読みしていた文芸誌の 小説がつまらなくて、これよりもっといい小説を書いてやると 思っ…

フィクションから、はみ出している。『苦役列車』

こんにちは、まねです。 今回は西村賢太さんの芥川賞受賞作『苦役列車』です。 西村賢太さんは現代文学の私小説家として有名な作家の一人です。 私小説とは作家自身の直接経験したことを、そのまま素材にして作られた 小説のことを言います。 けれど僕が思う…

「現実」がこれほどエンターテイメントだったとは『革命のファンファーレ』

こんにちは、まねです。 今日はキングコング西野亮廣さんの『革命のファンファーレ』を紹介します。 ビジネス本の類を紹介するのは初めてですね。 『魔法のコンパス』も面白かったのですが、今作はより要点を具体的に 掘り下げていったという印象です。 随所…

自分がどう見られるかは相手次第。それを肯定したくなる『パーク・ライフ』

こんにちは、まねです。 今日は吉田修一さんの芥川賞受賞作『パーク・ライフ』を紹介します。 『怒り』や『悪人』など、映画化されるのも多い、吉田修一さんの作品。 個人的には小説の映画化、ドラマ化は大賛成です(^ ^) エンタメとか純文学とか「文章でしか…

さらりとした文体が、死に向かう「生」を浮き彫りにする。『夏の流れ』

今回は丸山健二さんの芥川賞受賞作、『夏の流れ』を紹介します。 丸山健二さんはその後、様々な手法を用いて実験的小説を書いています。 登場人物をとある俳優に指定したり、 千日の日記を千種の視点から描いたり、 僕たちが物語に入り込む準備をまだ整えて…

嗅覚を刺激する生々しさ『共喰い』

今回は、田中慎弥さんの芥川賞受賞作『共喰い』を紹介します。 田中慎弥さんといえば芥川賞の受賞式での独特な会見で、 注目を集めましたね。結構あの会見の雰囲気、 みんなが覚えてるんじゃないかな。僕も田中さんといえばまず、 あのときの表情を思い出し…

読書の秋ですね

だんだん冷え込んできまして、 秋の薄寂しさが今年もやってきました。。 こうゆう季節の変化、それと雰囲気に、ものすごく影響を受ける僕です笑 無駄に落ちます笑 さてさて、 「ノーベル文学賞」と、「読書の秋」が一緒になってやってくる 今の時期、日本の…

木の名前を知りたい

よく公園や日本庭園なんかで見かける、 木ににくくりつけられた名札。 あのハリガネでもって幹に巻かれた、茶色か黒のプレートに 白い文字で「ソメイヨシノ」だとか「メタセコイヤ」とかって書かれた あのプレート。 あれ、もっといろんな木につけてほしいな…

自己紹介のページ

プロフィール見ていただきありがとうございます! このブログの管理人、まねです! 僕の自己紹介をさせていただきます。 この自己紹介で、少しでも、 このブログに、安心とか愛着なんかを抱いていただけたら、幸いです♪( ´θ`)ノ 気軽に読んでいってください…