『マネログ』 ポジティブな書評

本が読みたくなるブログを目指して

『孤独がきみを強くする』望んでなる人も、そうでない人も「孤独」に耐性を!

 

先日、29歳になりました。

 

わ〜

僕おめでと〜(´∀`*)

 

去年までは既婚者だったため、祝い事もそれなりにやってましたが、

今年はそんなこともなく、家でごろりんしてましたね。

 

やっぱりいくつになっても誕生日はなにかワクワクして楽しいな〜(ヘラヘラ)

 

おめでとーLINEが2通来てて嬉しかった!

 

 

 

1通は母でした。感謝。

 

 

さてさて、今日はこれです。

 

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『孤独がきみを強くする』

芸術家の岡本太郎さんが一人で生きていく人たちに送る、力強いメッセージ集。

 

 

 

誰かと繋がっていられる世の中だからこそ、「孤独」を。

 

家族、友達、恋人、親戚、仕事仲間。

たくさんの人に支えてもらいながら、僕たちは生活しています。

 

 

 今の世の中、

人間関係のあり方が希薄になってきていると言う意見を聞きます。

表面的な人付き合いばかりだと。

 

けれど僕は逆に、

こんな情報化社会だからこそ、人間関係と信用が大事になって来てるのではない

かと思うし、だからこそ、SNSやブログが成り立つはずです。

相手の素性がわかりにくい媒体だからこそ、信用できるものに価値が生まれる。

 

 

考え方は様々ですが、

誰もが誰かと繋がっている、素敵な時代だと

僕は思っています。

 

 

けれど、

だからこそ今の世の中は、

孤独に耐性を持たない人が多いのではないでしょうか。

 

 

思いもよらないことで、信用を失うことってあります。

故意でなかったとしても、誰かを傷つけてしまい、結果、友人や恋人を失うことだってあります。

最悪の場合、不慮の事故で、大事な人を失わないとは言い切れないのです。

 

そんな時、もし頼る人がいたならば幸いですが、

頼れる最愛の人を失った場合、話が変わってきます。

 

そんなことって、事実あります。

自分も予想だにしていないだけに、かなり凹みます。

その時、必ずしも立ち直るための力があるとも限りません。

 

 

ちょっと話が暗くなりすぎてしまいましたが、、

この本は、そんな、現代における孤独から

独りでも立ち上がれるようなメッセージがたくさんあります。

 

孤独こそ人間が強烈に生きるバネだ。

孤独はただの寂しさじゃない。

人間が強烈に生きるバネだ。

孤独だからこそ、全人類と結びつき、

宇宙に向かってひらいていく。

芸術とか哲学とか思想なんて、

みんな孤独の生み出した果実だ。 

(本文14P)

 

 力強いですね!

 

望んで孤独を選ぶかどうかは、

その人次第ですが、

もし望んでいないのであれば、

そうなってしまった時のための担保としても

心強い一冊です。

 

「自分独りじゃ、立ち上がれない」となる前に。

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。(´∀`*)